2023年12月04日
![](https://cmstaff-co.com/td-test/wp-content/uploads/2023/12/23691453_m.jpg)
名古屋名物となった「きしめん」や「味噌煮込みうどん」をはじめ、むせるほどの激辛が魅力の「台湾ラーメン」、とろみのきいたピリ辛ソースがクセになる「あんかけパスタ」などユニークな麺文化を形成する名古屋エリア。うどん文化が根強い関西と、そばが好まれる関東のちょうど境目に位置することも麺文化の多様性に一役買っているようです。
よく知られた名古屋めし以外にも、うどんやそばをキリリと冷やしたおつゆでいただく「コロ」も名古屋独自の麺文化。コロの語源には諸説ありますが、香露とも書かれるように冷たくしても香りがする露(つゆ)説や、COLD(英語でつめたい)が訛ってコロになった説などが有力です。
![](http://cmstaff-co.com/td-test/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8183.jpg)
ダシにも独特の文化があり、サバ節や宗田節にムロアジで作った「むろ節」を加えるのも特徴のひとつ。上品で香り高いむろ節は、冷たいコロうどんとの相性もバッチリです。
また、名古屋にはうどんと中華そばを合い盛りにした「うちゅう」や、さらにそばを加えた「うそちゅう」なるメニューを出すお店もあります。なんでもありの名古屋独自の麺文化。その異種格闘技ぶりは探求のしがいがあるかもですね。